橋下徹大阪市長、ちょっとひどない?ひとこと言いたいP企画第2弾は、『橋下さん、金にならない「文化」はアカンのか!?~「一曲」歌いたいin市役所前~』大替え歌大会です!5月1日は中之島女性像前に集合だよ!


by hitokoto212
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ひとこと言いたい!プロジェクト☆スタッフからのメッセージ⑪☆

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 13歳の時、チェルノブイリ原発事故が起こった。
「私、死んじゃうの?お母さんも死んじゃうの?
この地球に住んでる人たち、みんな死んじゃうの?」と頭がおかしくなりそうだった。

 私があまりに不安そうにしていたものだから、
母親が、当時私の担任だった理科の教師に手紙を書き、
「娘に説明してやってほしい」とお願いをした。

 私は1人別室に呼ばれ、彼から説明を受けた。
一応理科の教師だから、科学的な説明もしてくれたと思うが、もう内容は忘れたし、彼の説明が正しかったかどうかもわからない。でも、ウソでも何でも、その時の彼の「大丈夫だよ」のひとことが救いだった。

 17歳の時に、イラク戦争が起きた。
バーチャルな戦争だと言われた。
重油にまみれた真っ黒い鳥の写真が、今でも忘れられない。

 ちょうどその頃、「風が吹くとき」という絵本を読んだ。
主人公はイギリスの片田舎に住む老夫婦。ある時、核戦争が起こる。
日常の中に、放射能はじわじわと忍びより、ひたひたと死へ導いていく。
その頃から、「私の死は、原発事故や核戦争によってもたらされるかもしれない」とボンヤリと考えるようになった。リアリティはなかったが、でも、「そうなってもおかしくない」という思いがずっとどこかにあった。

 福島第一原発が爆発する様子をテレビで見た時、
私は、心の中がすーーーっと静かになっていくのを感じた。
「あぁ、子どもの頃に私が考えていたことが現実になったんだ」
と淡々とした気持ちでその映像を見た。
そして、「死ぬにしても、生きるにしても、覚悟を決めるから本当のことを教えて」と思った。
街に出ると、一見日常は続いているように見えたが、
音も、目に映るものも、まるで皮膜がかかったようにボンヤリとしてみえるようになった。

 チェルノブイリの事故を知った13歳の私は、恐怖で頭がおかしくなりそうだった。
不安で、本当に心が壊れそうだった。

 でも、今、起こっていることは、遠いウクライナのことじゃない。
今まさに、この国で起きていること。
日本の中で生きる子どもたちは、この現実に向き合わされているのだ。
13歳の時に私が感じた恐怖とは比較にならない。
子どもだからわからないなんてウソだよ。
子どもたちは、ちゃんとわかってるし、感じている。

 私には子どもがいないが、同世代の友人たちは子育て真っ最中だ。
3.11直後、1歳に満たない子どもを抱える、主に関東在住の友人たちを4組ほど受け入れた。3LDKのマンションはいっぱいいっぱいで、まさに避難所の様な状態で数週間共に暮らした。

 彼や彼女達は考える。
3.11以降、毎日、いつもどんな時も考える。
これを食べさせていいかどうか、外で遊ばせていいかどうか、
ここに住み続けていいかどうか、この子たちの未来をどうやって守ることができるのかと。
その、しんどさを想像して苦しくなる。

 それまで運動とはあまり縁がなかった人たちも、立ち上がり、声を上げ、行動し始めた。
「原発はいらない」、その声は確実に大きくなっている。
大阪の地でも、原発の是非を問う住民投票の署名活動が行われたり、
瓦礫受け入れに反対する運動が行われている。

 関西は、原発依存度が最も高い。
橋下さんは「脱原発依存」を掲げていたが、最近は足下がグラグラしてきてるみたい。
そもそも「脱原発」ではなく、「脱原発依存」だから最初から手ぬるさはあった。
住民に十分な説明もないまま、瓦礫受入を推し進めようとしている。
人々に十分に知らされず、丁寧な説明をする努力もない。

 ここに生きる人たちの命が、乱暴に扱われている。

 原発は、そこで働く人たちの健康や安全も守らなければ、人権も守らないと、私は思う。
そうやって作り出されたエネルギーを、何も考えずに使うことを、私はもうやめたい。

 私たちの命に関わることを、
未来を生きる子どもたちに関わることを、
私たち抜きに決めないでほしい。
未来を託す子どもたちの意見を聞かずに、決めないで欲しい。

 橋下さん、待って!
勝手に決めないで!
勝手に進めないで!
被曝の不安にさらされない生活を願い、脱原発を願う私たちと、ちゃんと向き合って!

 ☆CoCo☆
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by hitokoto212 | 2012-02-10 11:55 | スタッフからのメッセージ